ワーキングプアが生まれるのは、資本主義社会ではある意味仕方のないことだ、ともいわれています。ここで、資本主義とはどういったものなのか、ということを考えてみましょう。
資本主義とは、一生懸命努力した人、能力のある人に対価を支払うことで、社会全体の効率化を目指す仕組みです。もっとわかりやすくいえば、努力した人には多くの対価が与えられるし、そうでない人には対価は少ない、ということです。であれば、どうしても対価の少ない者、多い者がでてきます。しかし、対価が平等であれば、「もらえるのが同じであれば、適当に仕事をしよう」という人が必ずでてきます。こういった人が多くでてくると、社会の発展は望めないでしょう。一方、がんばった分だけもらえる社会であれば、努力しよう、という人もでてきます。つまり、一生懸命やらない人を多く抱えるよりも、努力した人に十分な対価を支払うことにより、社会全体を発展させる、というわけです。
であれば、ワーキングプアが生まれるのはある意味仕方のないことかもしれません。問題は、そういった状態に陥ったとしても、あきらめ、嘆くことではなく、何度もチャレンジをして成功を掴みとることです。あるいは、お金にかわる価値感を見出し、低所得でもお金のかからない、しかしゆとりのある質素な生活をする、という選択肢もあります。お金が少ないのであれば、それに見合った豊かな生活ができるはずですが、都会で生活し、欲しいものを欲しいだけ買っているような生活を続けていると、なかなか抜け出すことはできません。
ワーキングプア と呼ばれる人たち All Rights Reserved. 2007 lastupdate:08/08/24